小説家になりたかった僕が、学生時代にやらずに激しく後悔している10のこと。

  • 2022年5月2日
  • 2022年5月2日
  • Others

僕は学生時代からなんとなく小説家になりたいなあと思っていたものの、全然何もせずに気づいたら大学卒業して社会人になってしまった人間です。そこから小説を書こうと思っても、遅すぎたし何もしなさすぎたという後悔があります。これは小説家に限らず、何かしら夢を持つ人には必要なことになると思います。参考程度に一読ください。

社会人になって枷になるもの

端的にいうと時間とお金です。
好きなことをするための時間もないし、時間を作るにはお金が必要になります。会社勤めはどうしても時間が縛られる上に、創作のリソース(気力や体力)を削ります。個人の能力と知識、技術を以て時間を有効に使ってお金を稼げるようになるというのが必要になります。そしてその能力があれば、仮に小説家になって生活ができなくなっても自分を助けます。

①投資

大人になって分かったのはお金は大事ということです。お金というのは遊ぶためのものだと思っていたのが大人になったらお金というのは生活をするためのものになりました。僕はニートを経験してるので、預金残高が限りなく0に近づいて行った時の絶望を知っています。お金はあればあるだけ良いですし、あればあるだけいざという時の決断を後押ししてくれます。

ただ漫然と働いてコツコツと貯金をしてお金を増やすというのは効率が悪いことにも気づきました。
しかし、増やそうと思って投資を始めても勉強する時間もまあまあ必要だし、失敗した時の生活に与えるリスクを考えるとなかなか決断できなくなります。

学生時代こそ、リスクを最小限に学ぶチャンスだと思います。勉強もできるし失敗もできるからです。少額から始めて勘を掴む時間も十分にあります。

何から始めたら?と思ったらまずはFXかなと思います。少額でも始められる(僕は1万円から始めて、仕組みを理解していきながら金額を増やしました)というのもありますが、投資先の選択肢が少ないので迷わないからです。それに「通貨」を用いた投資なので、株式投資における「倒産」のようなリスクが限りなく低いというのもあります。あとは余裕を持って運用すれば元手を大きく欠損するリスクもある程度コントロールできるからです。

口座開設にはお金がかからないので、まずは口座を作ってみると良いと思います。複数の証券口座を作ることもありますが、初めのうちは一つでいいでしょう。とりあえずで作るなら大手のSBIで総合口座を作ってみると良いかと思います。口座を持っていると株や為替のチャートを見られるので、そういった実物を定期的に見るだけでも勉強になります。実際に投資をしてみるかはともかくとして、まずは情報に触れてみるというのも良いかと思います。

②手に職をつける、技術や知識を身につける

『個人の能力と知識、技術を以て時間を有効に使ってお金を稼げるようになる』
この第一歩として学生のうちに訓練しておく必要があります。

会社に勤めながら副業などで経験や知識を積むのは非常に難しいです。会社での業務を生かして副業を行えるならラッキーですが、会社という規模や看板が必要な業務となると個人の単位でやるのが難しいことも多いです。また、専門的な知識を必要とする業務を誰もが行うわけではないからです。

端的に言うとフリーランスで働けるようになるのを目指すと言うことです。
エンジニアとかライター、イラストレーター、デザイナー、動画編集などです。

ここで重要なのが、趣味でやってみるということではないということです。
実際に仕事を受けて、経験と実績を積んでおくことが重要です。
※これ系の経験は同業種の就活でも役立ちますし、個人で仕事を受けていたという実績そのものが評価されます。自由な働き方を得るという近道にもなります。

どうすれば良いのかという方はとりあえずランサーズに登録しましょう。クラウドワークスでも良いですが僕はランサーズ派です。これらはクラウドソーシングと呼ばれ、平たくいうと、企業や個人から直接仕事を受けたり、コンペに参加したりの仲介サービスです。僕が学生の頃にはそんなものがあるとは知りませんでした…良い時代になったものです。初心者歓迎の募集もあるので学生でも仕事を受けることができます。

クラウドソーシング「ランサーズ」

中にはシナリオライティングや脚本執筆の案件などもあるので、小説家や物書きを目指している方にもおすすめです。

③貯金をする

何度も言いますが、お金は大事です。そして、貯金が大事というのは、お金を貯めることそのものが大事ということではなくて、お金を使う/使わないの判断を細かくしていく習慣をつけるということです。漫然とお金を貯める/使うのではなく、必要か不要か、コストを抑えるために工夫できないかなどを考える習慣を身につけることが大事だと思います。

④遊ぶ・旅行に行く

使う/使わないの判断が重要と言いましたが、ここは使うべきところです。

なぜなら、遊んだり旅行に行ったりというのは社会人になって働き始めると存外難しいことだからです。友達との予定が合わなくなったり、旅行に行くための長めの休暇を取ることが難しかったり。そうしているうちに気づくと友達がいなくなっていて、一人で何をするでもなく過ごすことになったりします。時間とお金をある程度自由に使える時にこそ、遊びを通じて人生経験を積んでおくことをお勧めします。

⑤アルバイトをする

遊ぶためには当然ながらお金がかかります。お金を稼ぐためには働く必要がありますが、「お金を稼ぐため」が第一目標になってしまうともったいないです。

フリーランスの練習になるようなところで経験としてアルバイトをするのも良いですし、ちょっと変わった経験をしにアルバイトをするのも良いです。経験に時間を投資しているという感覚は重要です。もちろん前述のように、ランサーズなんかで個人的に案件を獲得していく苦労を得るというのもとても良いと思います。

⑥一人暮らし

これは家庭の状況次第にはなりますが、可能であれば一人暮らしを学生のうちに経験しておくと良いかと思います。自分の生活にどれだけコストがかかっているのかを把握することは③で話した使う/使わないの検討につながってくるからです。

また、社会人なってから一人暮らしを始めると、慣れない仕事で疲労困憊の中、家事やその他の身の回りのこと全て自分で担うというのはとても大変です。生活に慣れるまでの期間でやりたいことと疎遠になったり、生きていくのに必死になって他のことを考えたり時間を割いたりする余裕がなくなることもあります。

⑦とにかく書く

大学時代には漠然と小説家いいなあなんて考えながらも、全く小説を書かなかったので、すこしでも興味があるなら短くてもいいので書いてみることをお勧めします。数こなさないと見えてこないものも当然あるので。大人になってから数をこなすのは結構大変なので時間があるうちに書くことに慣れておくべきだと思います。

⑧人と話す

人と話すといろんな発見があります。漠然とだらだら話す時間にも実は意味があったりします。そういう時間をきちんととっておかないと、他人や自分についての理解が浅くなります。学生時代というのはフットワーク軽く行動できる時期でもあります。話したい人、会いたい人にあっておくことは大事です。これも大人になって使える時間が減るとなかなか難しいです。

⑨運動をする

これは本当にめちゃくちゃ大事だと思うんですけど、何かやりたいことがあって、それを社会人になってからも続けようと思うなら、若いうちにしっかりと運動して体力をつけておきましょう。平日仕事終わりとか休日フルで動くために体力はいくらあっても損しません。体力をいかにつけて置けるかが、社会人になった時の自分のための時間をどれだけ作れるかに直結します。

⑩日記を書く

過ぎ去った日常を振り返ることができるというのは結構な財産になります。自分の経験というのは、何らかのトリガーが無いと意外に思い出せなくなります。そうなるとおんなじような話ばっかりしてしまうようになって、子供の頃、大人たちに感じていた退屈さを自分が人々に振り撒くことになります。TwitterなどのSNSを日記がわりにするのも良いと思いますが、固有名詞が出せなかったり、人に見せる日記というのは建前になってしまって意外とつまらなくなってしまうので、スマホの日記アプリでもいいですし、日記帳を買ってつけるでもいいのでやってみると良いと思います。

一応、おすすめの日記を紹介します。
書き心地が良いだけではなくて、1ページが2分割されているので「いっぱい書かなきゃ!」というプレッシャーから解放されます。初心者の方にはおすすめです。

あとは万年筆とかで書くと優雅な気分を味わえるのでおすすめですが、いきなり万年筆はややハードル高めかと思うので、そんなあなたにPARKERの5th(第5のペン)と言われるものをおすすめします。
平たくいうと万年筆とボールペンのいいとこ取りのペンです。インク不要でカートリッジ付け替えだけでOK。でも書き心地は万年筆っぽい。そんな感じです。

逆にやっておいてよかったこと

①とにかく本を読む・エンタメに触れる

僕はあまり友達がいなかったので、一人の時間をあらゆるエンタメに触れて過ごしました。小説、漫画、映画、テレビ、音楽、アニメ、ドラマ、写真、美術、演劇、ラジオ、などなど。
それぞれにそれぞれの世界があり、思想があります。有り余る時間をその世界に没入するために使えたことは僕にとって非常に重要なことだったと思います。写真や美術や演劇、ラジオなどエンタメのメインストリーム出ない領域でこそ新たな発見があったりします。

映画館や美術館、演劇などは学生料金があったりするので安く済みます。社会人になる前に学生という身分を有効活用しましょう。

そしてエンタメに触れたら感想を書いてみましょう。感想を書くと頭が整理されるだけでなく、アイデアが生まれたりします。感じたこと、考えたことを言語化するということに慣れておくのは結構大事です。

(小説の感想書いたらみんなの本気読書感想文にぜひご参加を!)

②自分について考える

僕は暇さえあれば死とは生きるとは愛とは…みたいなことを考えて過ごしました。そういう自分の中の哲学を考えることは重要かと思います。小説を書くときに、一般論しか語らない主人公は退屈でしょう?個人の意思や思想というものがあってこそエンタメになりうると僕は考えます。前述のあらゆるエンタメに触れることにも通じますが、たくさんの人の思想や言葉を受け止めることで、自分の中での対話にも繋がります。自分を知るようになると、他人の姿がはっきりみえるようになります。自分と他人の違いや個性を掴むことができたら、それは必ず創作にも生かされると僕は思います。

最後に

時間とお金が大事という話をしました。社会人になると時間=お金ですし、お金=時間です。悲しい話ですが、お金があれば時間はいくらでも生み出せます。時間があればお金もある程度は生み出せます。その効率を高めることで、夢を追う余裕を生み出せるか。
その余裕を自分の力で確保するための準備こそが学生時代にやっておくべきことなのかなと思います。