Reading Forestについて
閲覧ありがとうございます。
ここではReading Forestについてお話させていただきます。
名前の由来については長くなってしまったのでお時間がある時にでもお読みいただけたら嬉しいです。
Reading Forestの目的とは?
それでは次はReading Forestが目指すものについてお話ししたいと思います。
①読者の読書体験の向上
まず一つ目が「読書体験の向上」です。
すでに読書が好きな人もそうでない人も、全ての人が読書を通じてのより良い体験が得られるようになればと考えています。
そのために、名前の由来でもお話ししましたが皆んなで本を育てていく必要があります。人の思いや熱量を感じることで読書の価値は高まります。読書を楽しんでいる人たちが集い、その熱狂に感化された人が読書を好きになる。そういったサイクルを生み出すことができたらと考えています。
読んだ本の楽しみを共有することで盛り上がれるように、人の思いに読書を通じて触れることで対話が生まれると考えます。その対話が新しい価値観や発想との出会いに繋がるのではないかと私は思います。
何はともあれ、もっと深く読書を楽しみ、それが伝わる空間を作ろうと思います。
情報の価値が高まった昨今、次は情報だけでなく人の思いや考え、情熱といった無形物の価値が高まるべきだと考えています。
②作家の地位向上
もう一つ、やりたいことがあります。
それは小説などを執筆する作家の方々の地位の向上です。
私も以前、小説家を夢見ていた時代があります。小説を書いてそれを仕事にできたら…と考えていた時代があります。
そんな背景もあり、私は作家さんに対して強い尊敬の念を抱いています。それと同時に昨今の作家の地位というものが提供している価値に対して低くなっているように感じます。専業で成り立つ人はほとんどおらず、別で仕事をしながらその合間に作品を作る人が多いという現状に危機感を感じています。
作家というのは、芸術家でありながら、エンターテイナーであり、哲学者であり、クリエイターでもあります。それを文章という限られた手段で表現するという行為には当然時間も手間もかかります。そこまでして私たちに日々の楽しみを提供してくれているにもかかわらず、それで生活ができないとなると作品づくりにも影響が出るのではないかと思います。
木を植えるという最も最初の役割を担う作家の方々が安心して作品づくりに取り組めるようになることも、森を作る上で必要なことだと考えています。
読書体験の向上と作家の地位の向上によって、出版不況という森林伐採の憂き目に遭う出版業界に緑を取り戻したいと願っています。
具体的に何をするのか?
Readind Forestは読書に関する総合メディアを目指します。
つまり、本が読みたくなったらReading Forestを訪れ、読み終わってからもReading Forestに集まる。そういった読書という体験の前後を充実させるメディアへと成長して行けたらと考えています。
現時点では、レビュー掲載、オリジナル作品連載、読書会・コミュニティ形成などを徐々に手がけて行けたらと考えています。レビュー掲載では、読者のみなさんの本気のレビューを募ります。皆さんが本気で誰かに勧めたい!と思ったものだけを集め、読書や作品の魅力を存分に発揮できたらと考えています。そしてそれだけではなく、書き手のプロである作家さんたちが本気のレビューも掲載できたらと考えています。プロの目線でのレビューや感想、自作品への解説など自由度の高いオリジナルコンテンツを公開できたらと目論んでおります。
集まる人が増えたら、その人たちの繋がりなども強化していきたいですね。
読書会やコミュニティを作って、交流したらより読書体験の幅は広がると思います。
読書ビギナーと読書ベテランを繋げて、本の魅力を継承していくみたいな企画も面白いかもしれませんね。
とはいえ、いきなりあれやこれやは難しいので少しづつ、少しづつ歩みを進めていけたらと思います。
まずは、「木」を育てるために、皆さんの思いを表現できる場にしたいと思います。
ぜひ、お力添えいただけたら幸いです。一緒に『本の森』をつくりませんか?
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